スイム(自由形)でドリルをやってみた
トライアスロン競技をやっている管理人は3種目のうちで1番得意じゃないのがスイムパート(泳法は自由形)です。
練習もジムのプールへ行くのが必須になり、必然的に他の2種目より頻度が落ちます。
そんな限られたスイム練習の中で私がやっているメニューといえば「ノンストップでひたすら泳ぎ続ける」事です。(3.5kmくらい)
は?と思うでしょうが一応理由があります。
・レースでは休まず黙々と泳ぎ続ける必要がある(水中に滞在する時間)
・海のコンディションが悪く、イレギュラーにタイムが伸びて(遅く)しまっても推進源になる腕を回し続ける必要がある
…たった2つだけ。
しかもコンセプトがなかなか精神寄り。
幼児期からスイミングをしてきているスイマーは身体に身体的技術的な動作が染み付いていますが、中年のおじさん達がスピードアップを図るには技術面の改善が近道なのだそう。
そこでドリルと言う訳です。
ドリルをやる上で大切なのは「フレッシュな状態で行う」事です。
要は集中して一個一個丁寧にやってねと言う事です。
さて今回管理人がやってみたドリルの内容は
「片手クロール」
「スカーリング」です。
スカーリングはイマイチ良く分からなかったのですが、片手クロールは「なるほど」と思った事と気づいた事がありました。
それは手を入水してのグライド(伸び)の重要性。
この動作をすると上腕が内旋し肩も内旋して肩が頬に付きます。
この動作が上手くいくとハイエルボーまでがスムーズになります。
そして言わずもがな最後のプッシュの感覚もより沢山の水の圧を感じ取れました。
これは動作を個別に意識しながらやってみて初めて「実感」を体験するわけです。
このプロセスが1番身になるんだと改めて感じました。
あと固定観念だった事がありました。
私の利き腕は右です。
当然自分では左の手の掻き方より右の方が上手に掻けていると思っていたのですが逆でした。
左の方が無駄な動作がなかったのです。
利き腕の右は水中でキャッチしてプルに行く前に外側にクイッと変な動きをする癖がある事に気付きました。(軽くショック)
今まで軽く敬遠していたドリルですが、やってみると思わぬ収穫がありました。
しばらく継続していこうかと思います。
(同じレーンに普通に泳いでいる人がいると迷惑になりそうで気が引けますが)