山田の家族と  トライアスロンと

わたくし山田の家族と趣味の事を

ベアフット系シューズを4ヶ月ほど使用してみて

山田です。

 

半月板損傷、そして保存療法。

とりあえずこの状態と付き合いながらスポーツを続けて行く上で

「膝に負担を掛けない走り方」(スピードを出した走りも可能)

を身に付ける必要があります。

 

なにかアンチ怪我的な事を具体的に記したものがないものか、

そこでネットの海にダイブして見つけたのが

マーク・クグゼラ医学博士著

「最高のランニングのための科学」(ケガしない走り方、歩き方)

 

直ぐに飛びつき読み漁りました。

 

筆者は若いころから走り始め沢山の怪我を経験(手術も)それでもなお現在も元気に走っておられるそうです(若い時に経験したような深刻な怪我はしておられないようです)

そして何より速く走れる!しかも裸足で!

 

!?裸足!?

 

そうですマークさんはベアフッター(裸足走者)なのです。

 

ベアフットランニングは本来人間が持っている筈の、現代人が窮屈な靴によって矯正されて弱くなってしまった足の力や可能性を呼び覚ますランニングメソッド。

原始時代の人々は裸足で長い距離を走り獲物を獲っていました。

その頃のヒトの足を形成する骨の数と現代人のそれは変わっていない。

コンクリートジャングルと言う条件が違う現代には居るが私たちも裸足で走る事は十分可能なのである!!

 

踵が上がった靴やスニーカーにより踵は上がり、脛は前傾し、大腿骨は後倒し骨盤の位置が崩れ背骨がひん曲がる!

怪我して至極当然ではないか。

昨今、世に出ている流行りのランニングシューズを発売しているメーカーの文言には科学的根拠が無いのです!

 

などと書かれておりました。

 

ん?なんだかキナ臭いぞ?

と思いましたが自分が最終的に半月板にとどめを刺した時に履いていたのは今流行りのシューズだったわけで。(多分走り方も悪かった)

 

「今までやった事のないアプローチも有りか」

 

と単純を絵に描いた性格の私は5月から走り出す(リハビリ)為に新しい相棒をさがしました。

メレル「VAPOR GROVE6」

片足160g軽い!スタックハイト6mm薄い!

ペニャっと織り曲がる

ビブラムソール

フットシェープですって、靴下みたい。

 

それと

ゼロシューズ 「ジェネシス

片足130gもっと軽い!スタックハイト4.8mm激うすゴム板

くるりんぱ

ワラジみたい

めちゃくちゃ大地を感じる

 

私の通うジムはシューズ使用でないと注意されるのでウェイトトレーニングトレッドミルではベイパーグローブ6

 

外ランニング、家族と出かける時は常にジェネシス

よく走ったし、なによりよく歩きました。

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7月、東京に2泊3日旅行の時は一日中歩き倒しました(2日間は千葉)

気温が高くなってきたのもありサンダルは最高に気持ち良く

「もう窮屈な靴なんて履きたくない!」

とも思うようになっていました。

 

おまけに

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大御所ルナサンダル ベナード
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片足125g スタックハイト9mm
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ビブラムソール


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アルトラ ソルスティス

スタックハイト12mm ゼロドロップ

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自作サンダル(マンサンダル系パラコード仕様)

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スタックハイト6mm

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ビブラムソール(シート)

 

狂気レベルMAXです。

家族がドン引きする横で父親は「ベアフット関連」の物に散財しています。

 

公園では子供と遊んでいるという状況をいいことに裸足になりたがります。

おそらく1人ではできないでしょう。

色黒の半ズボン履いたオッサンが嬉しそうに裸足

で公園内を駆け回るとか事案レベルです。

 

 

ベアフット系で走り始めてから2週間悩まされた

「強烈なふくらはぎの筋肉痛」も気にならなくなり、2ヶ月位からふくらはぎの内側脛付近にクッキリと縦線が出始めました。

「おぉ、コレの事かベアフッターが共通して出てくる線と言うか筋というのか!」

 

自分の足が変わっていくのが分かります。

嬉しくてたまりません。

ノンウォッシュのセルバッチデニムを育てている時のようです。

 

走り方もガラッと変わりました。

・ミッドフット接地気味だったのがフォアフット寄りになった(足裏のラグの擦り減りが主に前方)

・足が地面についた時の音が小さくなった

・ハイケイデンスで走れるようになった

(意識しなくても185bpm〜190bpm)

・ふくらはぎが攣る事が減った

 

当然膝はノントラブル。

変に踵をつく事がなくなり、ケイデンスも上がった事=体の下接地に近づいたからだと思います。

内腿も張る事が減りました(大腿四頭筋より上)

 

ただ半月板を痛めた時から出てきた左脚の「足底腱膜炎」は改善しないままでした。

毎朝一発目「痛いなぁ」

椅子から立った一発目「痛いなぁ」

車から降りた一発目「痛いなぁ」

ストレスいっぱいです。

 

ですが歩き出したら痛みが引きます。

これがまだ救いでした。

 

人生で初めて足底腱膜炎を患った私は

「こんなもの足裏を鍛える事で治るだろ、なんせこちとらペラいシューズでトレーニングしてるし足裏筋肉の進化は怪我をも凌駕するッッッ!」と根性論全開でした。

 

なんだかんだで3ヶ月近く経ち、ベース速度とペース速度はお手の物になってきて

「そろそろスピード練習もいけるんじゃないか?」

と思うようになりました。

 

 

閾値ペースはなんとか行けました。(足運びが大変だったけど)

それから週1~2のペースで閾値練を入れて行き、感覚に少し慣れたころインターバルを入れました。

 

 

そして見事に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中足骨前方付近を負傷しました。

 

 

続く。