久々のトライアスロンレース(ショートディスタンス)
山田です。
先日の7月10日(日)
私の住む石川県の能登島で行われた「のとじまトライアスロン2022」に参加してきました。
自身としてはCOVID19が流行りだしてからの久しぶりのレースになります。
正直自分自身これほどの期間が空くとは思っていませんでした。
レースも終わり再実感したのが、「やっぱりレースっていいなぁ」でした。
仲間からは「中止になってる大会はあるけど県外に行きさえすれば、いくらかあるでしょう?」と言われていたのですが、私的に今年はまだ県外の大会には参加しないと決めていたのもあり、同大会が無事開催された事に安堵と感謝しかありませんでした。
オミクロン型は重症化率が低いのも分かってはいるんだけれども、実際県をまたいで移動するのは家族への配慮や親せきへのそれを考えてしまいます。
子供の誕生日に予定していた旅行をキャンセルしたのに自分のレースで遠征するなんて考えられませんしね。
さて、久しぶりの実戦という事でレース感など心配な面は沢山ありましたが、練習でシュミレーションした通り(ほぼ)収められたし、課題点もはっきり掴めたので自身としてはまぁまぁ納得のいくものでした。
ローカルな大会で知っている人は少ないと思うのですが、海もバイクやランのコースも私は好きです。
だからもっと多くの方にこの大会を知ってもらって、是非来年石川県の能登島に来てほしいと思います。
と、いう事でサラっと大会コースの紹介をば。
(バイクコースは登りが比較的多い)
・スイム
海は比較的穏やかな場合が多く、遠浅。
透明度がなかなかに高い。
2周回で1.5km
・バイク
能登島をほぼ一周するアイランドコース。
湾岸線からの景色を堪能しながら、山あり谷ありのロケーションもありアップダウンも多数。
ドラフティングは自分のポジション範囲ではほぼ無し。
(ドラフティングがないって素晴らしい)
バイクラックは吊り下げタイプではなく前輪固定タイプなので急いでいるT1・T2の時も横の選手のバイクに接触させてしまうこともなく安心です。
(白青のトライジャージが管理人)
・ラン
これもアップダウン少しあり
2周回で10km
大会の時期的には北陸の梅雨明け間際と被るのもあり2週間前位から天気予報が良くなったり悪くなったり少し読めません。
今年も前日まで天気は快晴で喜んでいたのもつかの間、前日の夜からいきなり雨が降り出し夜大会当日の朝AM4:00に回復。ですがスイムスタート間際のAM7:00よりまとまって降り出しました。。。
おかげでレース最中は蒸し暑かったです。(特にラン)
こんな所でしょうか。
大会を運営されていた実行委員会の方々におかれましては結構な尽力をされたのだと思います。
やはりこの地域は観光業も盛んながら高齢者も多く住む地域です。
今、流行りウィルスの事もあり、まだこのようなレース(イベント催し物)の開催に否定的な人も多いはず。
開催にあたり地元住民との会議、理解を得る為の話し合いは大変なものがあったと思います。
ボランティアをしてくださっていたスタッフの皆さんにも感謝しかありません。
あのような多くのボランティアの方々がいなければ大会など、とてもじゃないけど成立しえないと考えます。
本当にありがとうございます。
こんな感じで管理人の久々のレースは幕を閉じました。
めっちゃ楽しかった。
そして私の今年のトライアスロン競技はこれで終了です。。。
と、いうのも8月終わりに開催予定だった「トライアスロン珠洲大会2022」が中止になってしまったからです。
本当はこちらのミドルディスタンスをメインにして冬からトレーニングをしていたのですが仕方がありません。。。
代わりに今年の11月6日(日)に開催される
「中能登トレジャートレイルラン2022」に出場することになっています。
初めてのトレイルランのレースです。
管理人は「ドリームコース50km」の部で出場です。
ロードはずっと走っていましたがトレイルは未知。
しっかりとトレーニングを積んでいきたいと思います。
今回の大会が終わりもうすぐで1週間経ちます。
来週からまたトレーニングを積んで行こうかと思います。
暑い中応援に来てくれた妻と子供たちにも感謝しております。
小さい幼児にとっては良く分からないものの応援なんて退屈で仕方ないだろうし、グズる子供をケアしなければならない妻も大変だったと思います。(暑いし。。。)
でも私はレース中声を掛けてくれると気持ちが復活しました。
ありがとう!
山田
リカバリーガンを使い始めた話
去年のクリスマスプレゼントとして妻からリカバリーガンを頂きまして喜びながら毎日身体のケアをしています山田です。
2022年も怪我なく病気なく過ごす事が出来るよう気をつけて生活していきたいですね。
さて本題に。
今巷で話題のリカバリーガンですが実際に使用してみての感想等書いていきたいと思います。
気になっている方への参考に少しでもなれば。
管理人が使用しているリカバリーガンです。
「OPOVE M3 Pro」と言うもので小機関銃の様な形状をしています。
先端につけるアタッチメントが6個付属していました。使用部位に応じて取り替えます。
ボトムのスイッチをオンにして背面のボタンで弱・中・強と振動の強さを調節します。
使用用途はズバリ筋膜リリース。
そして使用してみて感じたのは今まで使っていたグリッドフォームローラーではやりきれなかった部位のリリースが凄く手軽に簡単に行えるのに感動しました。
例えば足裏・ふくらはぎ・腹斜筋・大胸筋・三角筋群・上腕前腕筋群です。
ローラーだとどうしても体重がかかり過ぎて苦しかったり背筋下部など故障の危険が有りましたがリリースガンなら振動部を幹部に当てるだけでしかも短時間でリリースが出来るので効率も上がります。
私はよくランニング100〜120分走や、今の季節ならロードバイクのローラーを100〜120分回したりします。そして翌日はかなりの確率で脊柱起立筋群左側中部がハリます。
それを見越してトレーニングした日の就寝前にハリが予想される部位にリカバリーガンを使用すると翌日のハリ具合が物凄く楽になります。
これは体感として確実に感じます。
実際使用中に振動を当てながら筋肉の繊維に沿ってスライドしていくと痛気持ち良い部分に当たります。
おそらくその部分は筋膜がよじって動きが悪くなって所であったりするのでしょう。
それらが容易に分かってきます。
使っていて凄いなと思います。
このリカバリーガン、最初は少し半信半疑でしたが導入して正解でした!
日々トレーニングを実施しているアスリートにとってリカバリーは重要です。
通常行なっている有酸素域のトレーニングやウェイトトレーニングと並行して週に2回行われる高強度のトレーニング後などは身体へのダメージが大きいです。
次の日に回復走を実施するとはいえ出来るだけ身体の回復を早める為にもこのリカバリーガン、上手く活用していきたいです。
かといって値段的にも安くはありません。
大型ショッピングモールなどで体験会をしているのを良く見かけます。
本当に導入等を迷っている方は一度体験してみてからっていうのはどうでしょうか?
私は是非お勧めします!
では。
Xplova社NOZAーSを使用したら結構びっくりした話
管理人がバイク練習をする際に大きな助けになっているのがスマートトレーナーを使用したインドアトレーニングです。
私が今まで(約2年間ほど)使用していたElite社のDrivo2。
コレがなかなかの騒音を発しておりまして、妻からNGとまでといかないのですがもっと静かな物に買い替えてくれないかと提案をいただきまして、この度スマートトレーナーを買い替える事となりました。
買い替えにあたりまして3つの機種が候補にあがりました。
・Wahoo/Kickr Core
・TACX/Flux2
・Xplova/NOZA-S
これらは全てミドルグレードのスマートトレーナーです。
今まで使ってきたDrivo2は部類的にはトップグレードなので機材的にはグレードダウンになります。
トップグレード機種の価格相場は大体15~17万円。
ミドルグレードのソレらは8~12万円。
約5~6万円の差です。
やはりトップグレードは高額です。
レースイベントに頻繁に出場し表彰台を目指すのなら出力精度が高く、ポテンシャルが高いトップグレード一択になるのでしょう。(勝負所のスプリントでライバルより3W低く出るだけで負けてしまう可能性もあります)
こればかりはパソコンを選ぶのと同じで「そのハードに何をどこまで求めるのか」です。
私がインドアバイク練習でスマートトレーナーを使用する最大の目的は「クランク・ペダルを回しながら心拍数とパワーを管理」することです。
(レースイベントにはほとんど参加しません ほぼワークアウトメニュー)
本音を言うとスマートトレーナーに実走感はあまり求めていません。
ロードバイクやタイムトライアルバイクを乗る練習はあくまで道路を走る時にしかできないからです。
ですがインドアトレーニングを行う時間はとても有益で貴重だと思っています。
(ここ2年間Zwiftでのライド時間は400時間程です)
話がそれました・・・。
今回ハードを選ぶ際に重要視したのが、手頃な価格と静寂性のコスパの高いもの。
上記の3機種の中で特に目を引いたのがXplovaの
「静穏性」
「ベルトとプーリーをさらに改良」
「わずか58db」
「静かさのニーズにこたえます」
です。
公式サイトの日本語の違和感は少し引っかかりましたが、動画によるレビューなどでコレに決めました。
購入先は都心などに実店舗を構える大手自転車チェーン店。
精密機器ゆえ不具合などがあった時は安心?です。
注文から3日程で荷物が届きました。
早速組み立ててみます。
箱を開けたら組み立て方法が記載、たった4ステップの簡単設計。
付属品:説明書 ACアダプター 足を固定するノブ・ボルト ボルトを締める金具
クイック 10速用のスペーサー スルーアクスル用のアダプタ等
組み立て完了。
スプロケを取付完了まで20分位でした。
見た目がもう簡素すぎる。
見た目もスッキリしてグッドです。
フライホイール部の白とオレンジの線のダサさはスルーです。
バイクを取り付けてバーチャルライドへ(Zwiftへ)
なんだこれは?
めっちゃ静かなんすけど。
誇張とかそんなのじゃあなくマジで静かです。
60デシベルで人の会話レベルらしいのですが、それ以下。
50デシベルで静かな事務所、クーラー屋外機、まさにココ。
今までのは一体何だったのか・・・。(Drivo2の騒音)
妻に走行音を聞いてもらいました。
「こんなに静かだったんだったらもっと早く買い替えて欲しかった」
と言われました。(Drivo2が異常過ぎたので・・・)
あと感心したのがワークアウトERGモード使用時での指定ワット数捕制度の高さ。
インターバルトレーニング時などで
「330Wです」→ビター!「160Wでレストです」→ビター!
ってな感じでケイデンスを110rpmから85rpmへ落した時、逆に上げた時、上げ過ぎた時も指定ワット数にピタッと寄せて捕捉してきます。
負荷の掛かり方もDrivo2となんら遜色ありません。
ただしDrivo2よりは確実に本体の「しなり」はありません。
もがいた時なんかはトレーナーごとゴットンガッタです。
細いカーボンフレームは取り付けて使いたくないなぁと思います。
それ用にアルミフレームを用意した方が良いかもしれません。
ですがコレに決めてよかった。
今どきのスマートトレーナー ってこんなのなんだなぁと本当に感心しました。
購入を許してくれた妻にも感謝です。
ちなみに今朝5時30分から50分間回してみました。
隣の部屋に寝ている妻と子供を起こす気配はなく(多分)これぞまさに静寂性に特化したスマートトレーナー !
早朝のゾーン2ライドが捗りそうな予感です。
Zwiftランも始めました
管理人はバイク練習(主にパワートレーニング)の一環としてバーチャルサイクリング「Zwift」のサービスを利用しています。
1ヶ月の利用料¥1650と引き換えに世界中のサイクリストとオンライン上でサイクリングを楽しんでいます。
楽しんでいると言っても私はもっぱらワークアウトメニューを淡々とこなしているので、他の人とサイクリングを楽しめていないのが現状。
出力パワー、ペダリングそして心拍数と睨めっこです。
前置きが長くなりました。
Zwiftにはバイクカテゴリーと、もう一つランニングカテゴリーが存在します。
これもバーチャル上で世界中のランナーと一緒に走ることが可能なサービスです。
Zwiftランを利用するにあたり必要なものがいくつか。
・フッドポット(ストライドセンサー)
・心拍系(なくても良いけど、あると強度管理の目安になります)
私はPolar社のストライドセンサーを購入。
ランニングシューズの紐に括り付けて準備OKです。
トレッドミルはフィットネスジムのものを使用、Wi-Fiは同施設でフリーで使用できます。
通信端末(iPhone)でZwiftを起動。
メニュー画面から「ラン」を選択してあげればBluetoothでストライドセンサーを捕捉してくれます。
ストライドセンサーの精度を上げるためにキャブリエーションを行いレッツゴーです。
普段トレッドミルを使用してトレーニングを行うときは、「辛さ」もそうですが「飽き」もコントロールする必要があります。
強度を上げたいポイント練習もガーミンウォッチの情報を目で追いながらこなすのですが、なんにせよ気持ちが辛くなってしまうんですよね。
アップテンポの音楽を聴いても気持ちはあまりアップしないのが現状です。
そこで、そこでゲーム要素ですよ。
辛いバイクの室内練習も飽きずにこなすことが出来るZwiftをトレッドミルのスパイスに。
視覚情報って大事だなって再認識をしました。
外なら景色が変わって行くことで気持ちもリフレッシュできたり踏ん張れたり。
Zwift ランでも同様に景色が変わります。
色々なコースを走れます(トラックや大自然の中)
レースイベントもある様です。
何より、ちょっと孤独ではないんです。
私は基本ボッチ練の常連ですが(友達がいないとは言ってない←ここ重要)同じ時間に、まさに汗をかいて頑張っているどこかの誰かに画面上で「Ride On!」と励ましてくれるのにニコッとしてしまいます。
閾値走を実施してみましたが、気持ちよく走る事ができてなかなか満足でした。
春になり天気の良い日が多くなってきても、そこは北陸地方。
外ランをしたくてもなかなか天気に恵まれない日も多いのでZwiftランも重宝しそうです。
我が県の桜は例年にない程に長く県民の目を楽しませてくれました。
晴れの日が珍しく続き、いつもなら雨風に負かされ散っていくのですが今年は葉桜までなかなか散らず、晴れの中の風で、花びらがまるで雪が舞っているかの如く地に舞い降りる様に哀愁すら感じました。
今年は新型コロナウィルスの事もあり家族で花見は見送りました。
この楽しみは来年まで取っておく事にしましょうかね。
ウチの長女が3歳になりましてな
小さな子供はヒーローもの(戦隊モノ)が大好きです。
我が家の長女も多分好きです。
彼女は半年くらい前から「ヒーリングッと・プリキュア」と言う女の子向けのアニメに興味を持ち出しました。
内容は病原体を模した悪者から地球を守るといったもの。
娘の興味心が見られたので、劇中のキャラクターが振り回している武器の様な物と同じ形状をしたレプリカ品がバン〇イと言う会社から発売しているのを見つけたので買い与えました。
それから5~6ヶ月の間にレプリカ品が買い足され、日曜日のアニメ放映時及び録画鑑賞の際にテレビの中のキャラクターと一緒にレプリカを振り回す娘の姿を微笑ましくみていた矢先、ヒーリングッド・プリキュアの最終回のお知らせ。
え?
それすなわち今まで購入してきたレプリカ品達の戦力外通告。
・・・もったいない。
これ(2つで済んでまだ助かった・・・のか)
後から知りましたがプリキュアシリーズはワンシリーズおよそ1年更新らしいです。
年頃の子を持つ親は悲鳴モンです。
シリーズが変わるたびに、その新しい作品のレプリカ品を買う羽目になるという事です。
新しく始まったのは「トロピカルージュ・プリキュア」と言うタイトル。
内容は良く知りません。
その2週間後に娘は3歳の誕生日を迎えました。
同時に彼女は新作に登場する武器のレプリカ(バンダ〇社製)を手に入れました。
今作の。
なんかショボい。(前作のレプリカの方がゴージャス感がある)
さて、先日の日曜日。
今作のプリキュアを観ていた時。
プリキュアは過去のキャラクターと今のキャラクターがコラボする事があるみたいで、その時もEDの歌の際、前作のキャラクターが今作のキャラクターと一緒にダンスをしていました。
それを見た娘が「これじゃない」(半べそ)
露骨に嫌がるのです。
え?本当に?
と、娘の横顔を見ながら真顔で声がでました。
つい最近まであんなに
「ピンクの子がいいの!!」だの「ひぃぃりんぐっどぉ!ぷりきゅあぁぁあ!!」
とか言ってたクセにシリーズが終われば突然お払い箱です。
好きが嫌いに早変わり。
ゾッとします、明日は我が身です。
この先、娘は色々な物を好きになり嫌いになりながら大きくなっていくのでしょう。
今に「父ちゃん汚いからあっち行って」だの「ママ、父ちゃんの洗濯物と私の服を一緒に洗わないで」とか言い出すに違いありません。
まぁそれらも全部含めてですが、娘の健やかな成長を願いたいものです。
娘よ、お誕生日おめでとう!
愛しているよ。
スイム(自由形)でドリルをやってみた
トライアスロン競技をやっている管理人は3種目のうちで1番得意じゃないのがスイムパート(泳法は自由形)です。
練習もジムのプールへ行くのが必須になり、必然的に他の2種目より頻度が落ちます。
そんな限られたスイム練習の中で私がやっているメニューといえば「ノンストップでひたすら泳ぎ続ける」事です。(3.5kmくらい)
は?と思うでしょうが一応理由があります。
・レースでは休まず黙々と泳ぎ続ける必要がある(水中に滞在する時間)
・海のコンディションが悪く、イレギュラーにタイムが伸びて(遅く)しまっても推進源になる腕を回し続ける必要がある
…たった2つだけ。
しかもコンセプトがなかなか精神寄り。
幼児期からスイミングをしてきているスイマーは身体に身体的技術的な動作が染み付いていますが、中年のおじさん達がスピードアップを図るには技術面の改善が近道なのだそう。
そこでドリルと言う訳です。
ドリルをやる上で大切なのは「フレッシュな状態で行う」事です。
要は集中して一個一個丁寧にやってねと言う事です。
さて今回管理人がやってみたドリルの内容は
「片手クロール」
「スカーリング」です。
スカーリングはイマイチ良く分からなかったのですが、片手クロールは「なるほど」と思った事と気づいた事がありました。
それは手を入水してのグライド(伸び)の重要性。
この動作をすると上腕が内旋し肩も内旋して肩が頬に付きます。
この動作が上手くいくとハイエルボーまでがスムーズになります。
そして言わずもがな最後のプッシュの感覚もより沢山の水の圧を感じ取れました。
これは動作を個別に意識しながらやってみて初めて「実感」を体験するわけです。
このプロセスが1番身になるんだと改めて感じました。
あと固定観念だった事がありました。
私の利き腕は右です。
当然自分では左の手の掻き方より右の方が上手に掻けていると思っていたのですが逆でした。
左の方が無駄な動作がなかったのです。
利き腕の右は水中でキャッチしてプルに行く前に外側にクイッと変な動きをする癖がある事に気付きました。(軽くショック)
今まで軽く敬遠していたドリルですが、やってみると思わぬ収穫がありました。
しばらく継続していこうかと思います。
(同じレーンに普通に泳いでいる人がいると迷惑になりそうで気が引けますが)
鵞足炎が完治した話
管理人は昨年2020年の秋ごろから鵞足炎を患ってましたが、ようやく終息しそうです。
日々トレーニングで身体にストレスを入れては休息をはさみ強くなっていくのがアスリートの目的ですが、身体を酷使していると突如として故障に襲われます。
それは単純に「使いすぎ」や「アンバランス」又は「事故」による場合さまざまです。
私が今回完治させた鵞足炎は「アンバランス」が原因のものでした。
その発端になったのは、筋力強化・怪我予防の為に始めたウェイトトレーニングによる背中、骨盤周りのバランスの変化に伴うものです。
私が普段から行っているウェイトトレーニングの種目で頻度が高いものの2種目に「バーベルスクワット」と「デッドリフト」があります。
スクワットで臀筋・ハムストリングスに刺激を与え、デッドリフトで背筋・臀筋・ハムストリングスに刺激を入れます。
これらは全てスイム・バイク・ランで使用する部位です。
私の場合強化された身体の後ろ側の筋肉が骨盤を引っ張り、骨盤にひっついている内転筋が引っ張られ、引っ張られて硬くなった薄筋と膝の内側の骨が過度に擦れ合い、痛みを発症させていました。
これは多分レベルではなく自分で確信できるレベルでした。
さて、前置きは長くなりましたが今回私がこの鵞足炎に対してどのようなアプローチをしたのか書いて行きたいと思います。
もしかしたら私と同じ条件(アンバランス)で鵞足を痛めた方の助けになれば幸いです。
では。
1.インソールを踵の骨を安定させるものに交換した
2.筋膜ローラーで骨盤、臀筋まわりを矯正、およびリリース
5.鵞足炎に効くストレッチも実施してみたがほとんど効果がなかった
鵞足炎持ちの人は脚が接地した際に膝が内側へ倒れる傾向がある人が多いそうです。(私もそうです)
今回私が取り入れたのは踵の周りの関節をコントロールするインソールです。
踵の接地状態が悪いとスネが倒れ膝が内側へ、骨盤のバランスが悪くなり背骨がねじ曲がり肩甲骨がカタチンパになり首の骨にも影響が出ます。
最悪ですね…。
インソール(スーパーなんとか)
補助的ですが効果が感じられたグリッドフォームローラー(筋膜ローラー)で骨盤上の仙骨・腸骨辺りを矯正?臀筋・腸腰筋辺り筋膜リリース。
首や肩甲骨周りのリリースも同時に行いました。
1日に朝と夜一回づつ、計2回実施。
グリッドフォームローラー(トリガーポイント)
大腿前方の筋肉はランにとってはブレーキ筋になる為あまりトレーニング種目として増やしたくなかったのですが、前後筋力のバランスを整えてなければならなかったので致し方ありませんでした。
体幹トレーニングは一応やっていたのですが今回の事でまじめに取り組むようになりました。
これも前面筋力アップのためです。
鵞足炎を発症してからしばらくは鵞足炎ストレッチと接骨院通いでしたが、あまり効果がありませんでした。(今回の私の場合)
ストレッチで内転筋を緩めたとしても骨盤の後傾が改善されない限り筋は引っ張られたままになり痛みが再発します。
大切なのは自分の身体の声をよく聴く事だと思います。
自分の身体の事は自分が1番知っています。
自分のできる範囲のケアであれば、治って欲しいとアレコレこまめに出来るのも自分自身しかいません。
言い方は悪いですが医者にとって他人の身体は所詮他人の身体なので痛かろうが痛くなかろうが、どうでも良いのです。
痛みが発症する傾向を探しました。
私はラン練をした時のみ鵞足炎が発症しました。
バイク練でどんなに高強度でペダルを回しても、4時間のロングライドを実施しても痛みは出てきませんでした。
ウェイトトレーニングも一緒です。
私はバーベルスクワットをする時は決まって「フルボトムスクワット」です。
ふくらはぎとハムストリングスがくっつくまで腰を落とします。(1番下までです)
高重量で膝の曲げ伸ばしをしても痛みは出ませんでした。
スイムでバタ足をしてても痛みは出ません。
ランは片脚への体重の乗りが大きい為オーバープロネーションになり鵞足での炎症が起きていたのです。
今はネット社会です。
一昔前より沢山の情報を検索一つで閲覧出来ます。
有益な情報もあれば、そうで無いものも。
色々な人が鵞足炎についてのケア方法を紹介しています。
私もネット上の情報を毎日読み漁り、ヒントを得、手当たり次第実施してみました。(多少の散財もあり)
そして鵞足炎の完治となりました。
中年域に入ってくると若い時に比べ故障が確実に増えてきます。
故障を少しでも減らす為にも毎日のケアを忘れずにやっていこうと思います。
あと、シューズやインソールは所詮消耗品です。
ヘタってきたと思ったらすぐ更新(買い換える)する事も。
健康的にスポーツを続けていきたいものです。