Xplova社NOZAーSを使用したら結構びっくりした話
管理人がバイク練習をする際に大きな助けになっているのがスマートトレーナーを使用したインドアトレーニングです。
私が今まで(約2年間ほど)使用していたElite社のDrivo2。
コレがなかなかの騒音を発しておりまして、妻からNGとまでといかないのですがもっと静かな物に買い替えてくれないかと提案をいただきまして、この度スマートトレーナーを買い替える事となりました。
買い替えにあたりまして3つの機種が候補にあがりました。
・Wahoo/Kickr Core
・TACX/Flux2
・Xplova/NOZA-S
これらは全てミドルグレードのスマートトレーナーです。
今まで使ってきたDrivo2は部類的にはトップグレードなので機材的にはグレードダウンになります。
トップグレード機種の価格相場は大体15~17万円。
ミドルグレードのソレらは8~12万円。
約5~6万円の差です。
やはりトップグレードは高額です。
レースイベントに頻繁に出場し表彰台を目指すのなら出力精度が高く、ポテンシャルが高いトップグレード一択になるのでしょう。(勝負所のスプリントでライバルより3W低く出るだけで負けてしまう可能性もあります)
こればかりはパソコンを選ぶのと同じで「そのハードに何をどこまで求めるのか」です。
私がインドアバイク練習でスマートトレーナーを使用する最大の目的は「クランク・ペダルを回しながら心拍数とパワーを管理」することです。
(レースイベントにはほとんど参加しません ほぼワークアウトメニュー)
本音を言うとスマートトレーナーに実走感はあまり求めていません。
ロードバイクやタイムトライアルバイクを乗る練習はあくまで道路を走る時にしかできないからです。
ですがインドアトレーニングを行う時間はとても有益で貴重だと思っています。
(ここ2年間Zwiftでのライド時間は400時間程です)
話がそれました・・・。
今回ハードを選ぶ際に重要視したのが、手頃な価格と静寂性のコスパの高いもの。
上記の3機種の中で特に目を引いたのがXplovaの
「静穏性」
「ベルトとプーリーをさらに改良」
「わずか58db」
「静かさのニーズにこたえます」
です。
公式サイトの日本語の違和感は少し引っかかりましたが、動画によるレビューなどでコレに決めました。
購入先は都心などに実店舗を構える大手自転車チェーン店。
精密機器ゆえ不具合などがあった時は安心?です。
注文から3日程で荷物が届きました。
早速組み立ててみます。
箱を開けたら組み立て方法が記載、たった4ステップの簡単設計。
付属品:説明書 ACアダプター 足を固定するノブ・ボルト ボルトを締める金具
クイック 10速用のスペーサー スルーアクスル用のアダプタ等
組み立て完了。
スプロケを取付完了まで20分位でした。
見た目がもう簡素すぎる。
見た目もスッキリしてグッドです。
フライホイール部の白とオレンジの線のダサさはスルーです。
バイクを取り付けてバーチャルライドへ(Zwiftへ)
なんだこれは?
めっちゃ静かなんすけど。
誇張とかそんなのじゃあなくマジで静かです。
60デシベルで人の会話レベルらしいのですが、それ以下。
50デシベルで静かな事務所、クーラー屋外機、まさにココ。
今までのは一体何だったのか・・・。(Drivo2の騒音)
妻に走行音を聞いてもらいました。
「こんなに静かだったんだったらもっと早く買い替えて欲しかった」
と言われました。(Drivo2が異常過ぎたので・・・)
あと感心したのがワークアウトERGモード使用時での指定ワット数捕制度の高さ。
インターバルトレーニング時などで
「330Wです」→ビター!「160Wでレストです」→ビター!
ってな感じでケイデンスを110rpmから85rpmへ落した時、逆に上げた時、上げ過ぎた時も指定ワット数にピタッと寄せて捕捉してきます。
負荷の掛かり方もDrivo2となんら遜色ありません。
ただしDrivo2よりは確実に本体の「しなり」はありません。
もがいた時なんかはトレーナーごとゴットンガッタです。
細いカーボンフレームは取り付けて使いたくないなぁと思います。
それ用にアルミフレームを用意した方が良いかもしれません。
ですがコレに決めてよかった。
今どきのスマートトレーナー ってこんなのなんだなぁと本当に感心しました。
購入を許してくれた妻にも感謝です。
ちなみに今朝5時30分から50分間回してみました。
隣の部屋に寝ている妻と子供を起こす気配はなく(多分)これぞまさに静寂性に特化したスマートトレーナー !
早朝のゾーン2ライドが捗りそうな予感です。